鹿児島の大自然の恵みを最大限に活かす。
鰻は水で決まると言っても、過言ではありません。
楠田淡水は、鹿児島県志布志市の地下70mから汲み上げる地下水を使用して、創業1988年より養殖を行っております。
祖父・父が開発したシステムにより、24時間体制で池の管理をし一日4回~5回水質検査と同時に、水の匂い・にごりの検査を一年365日徹底して管理しておりますので、臭みのない鰻が育つのです。
人間も水が生命の源であるのと一緒で、鰻の養殖にもとても大切なことなのです。
1日4回~5回、鰻の様子を観察しながら各池の水を採取し、PH・亜硝酸・アンモニアを測定して水質を確認します。1988年創業以来、毎日決まった時間に水質検査をし、結果はデータとして管理しております。池の水の入替や量などは水質検査の結果にて判断をし、コンピューターで集中制御や給排水も自動にて行い、万が一池に異常が発生した場合は、瞬時に担当へ自動通知されます。
餌はつくり置きはしておらず、毎日給餌を与える時間に合わせて練りますので、新鮮な餌となります。
鰻は、稚魚のときから餌付けされて育っているので、給餌の時間は体内時計みたいに刻み込まれているみたいで、その時間になると餌を求め凄い勢いで集まってきます。それぞれの池に餌をやりながら、鰻が発する体調のサインを見逃すことが無いように観察をし、毎回給餌量を記録して、保存しております。
鰻はストレスを感じやすいので、成長にバラつきがあります。
約50日間のサイクルで、1池に30,000尾以上いる鰻の中から、サンプルを取り成長度合いを確認し、同じ大きさの鰻ごとの池へ移して育てます。鰻が出荷されるまでの約7ヶ月~1年は、このように注意をはらっていますので『安心・安全・そして臭みのない』鰻が育ち、皆様のもとへお届けできるのです。
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